最原「…童貞鬼ごっこ?」

ダンガンロンパ

アンケートへの回答ありがとうございました。

今後のまとめ記事の参考にさせて頂きます。

要望等あればいつでもご連絡ください。

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:08:29.96 ID:/iLG1j6CO
ダンガンロンパv3の才能育成計画がベース

キャラ崩壊注意

終始ノリだけで書きました

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486400909


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:08:47.65 ID:/iLG1j6CO
ピピピピピピピピピピピ

苗木「うーん…もう朝かぁ」ゴソゴソ

苗木「まだ眠いけど…もうそろそろ起きなきゃ」カチッ

僕が照明のリモコンを押し部屋を明るくすると、

映されたのは僕のベッドを半裸で囲んでいる霧切さんと舞薗さんとセレスさんの姿があった――

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:09:35.96 ID:/iLG1j6CO

苗木「…何、してるの?」

舞薗「………」ニコォ

セレス「………」ニコォ

霧切「苗木くん、ここまでやれば分かるわね?」

苗木「ごめん…分からないや」

苗木「分からないけど…怖い」

苗木「でも、今僕が大ピンチなのは本能で感じてるよ」

苗木「うわぁぁぁああああああああああああああ!!!!」ガバァ

ッパリィィィィィン…

舞薗「!苗木くんが窓を割って逃げました!!」

霧切「クッ…!苗木君がここまで行動的だったとは思わなかったわ…!私に告白もしてくれないのに生意気よ…!」

霧切「追うわよ!この好機、状況、私達の協定で今日こそ苗木君を捕まえる!」ダッ

舞薗「ええ、分かっていますよ!(そしてゆくゆくは二人を追い出して苗木君と二人きりに!)」ダッ

セレス「ギャンブラーである私の運から逃げられませんわ(そして私が望めば二人の排除も…!)」ダッ

霧切「今日こそ…苗木君と既成事実を作るわよ!(そして二人を最大限利用して後はポイすれば良い!!)」ダッ

霧切「もうこれ以上は待てないのだから!!決して無駄にはしないわ!!」

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 10:56:00.55 ID:EAJTLKS1O
>>4 修正

苗木「はぁはぁ…二階から落ちて軽傷で済むなんて…以外と僕も超高校級の幸運の肩書通りに運はあるのかな?」ヨロヨロ…

苗木「うぅ…霧切さんと舞園さんとセレスさん…何があったんだ?目がおかしかったような…」

ドタドタドタドタ

苗木「ひっ!寮の階段を下りる音がここまで!にっ…逃げなきゃ…!」タッタッタッタッタ

~希望々峰学園~

苗木「何だかんだで学校まで来てしまったけど……」

苗木「……え…?何…あれ…?」

苗木(校舎の校章に宇宙船みたいなものが突き刺さってる!?)

苗木(そして宇宙船の排気口みたいな所から…ピンク色の気体があふれ出して…!)

大神「うっぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ダダダダダダダダダダダダ

苗木「あっ!?おっ大神さん!?」

大神「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ダダダダダダダダダダダダダ

苗木「こっこっちに来る…?ひぃぃ!!」

大神「ケンイチロぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」ダダダダダダダダダダダダ

苗木「…あっあれ?通り過ぎてどこかに行っちゃったぞ?」

苗木「誰かの名前を叫んでたけど、その人死んじゃったのかな?それより…あの宇宙船はいったおぼふぉえっ!?」ガッ

九頭竜「ってぇ!おい!どこ見て歩いてんだ!邪魔だ!!」

苗木「痛たた…って、九頭竜くん?というかぶつかってきたのは君の方―――」

九頭竜「あってっこんな所で往生してる暇は無え!”あいつ”が来る!!」アタフタ

苗木「アイツって……」

シュババババババババ

苗木「あの…竹刀を持って……」

九頭竜「うぉおおおおお!!来るなぁ!!俺に近づくなペコォォオオオオ!!!」ダダダダダダダダダダ

辺古山「……逃がしませんよ、坊ちゃん!」ダダダダダダダダダダダ

苗木「うっうわぁああああ!!!!」ダダダダダダダ

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:12:09.27 ID:/iLG1j6CO
九頭竜「なっ何でお前まで一緒に逃げてんだ!!?」

苗木「だって!あれ辺古山さんでしょ!?あんな怖い顔した辺古山さん初めて見たよ!何したの!?」

九頭竜「知るか!俺が知りてぇよ!!」ダダダダダダダダダダダ

辺古山「私は何も怒ってなどいない。坊…九頭竜は一度そこで止まって欲しいだけだ」ダダダダダダ

九頭竜「だったら、その殺気とも取れない獣のような気配を消しやがれっ!!」ダダダダダダ

苗木(マズイ…このままだとマズイ…!身長的にも足の長さ的にも運動能力的にも、僕達が辺古山さんに追い付かれるのは時間の問題だ…!)

苗木「あっどっどうしっ―――」

「こっちだ九頭竜!苗木!!」

苗木「!!」

九頭竜「この声は…日向!!」ダッ

苗木「日向くん!助けてくれるの!?」ダッ

辺古山「…愚かな。そこは行き止まりだ」ダダダダダダダ

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:13:01.33 ID:/iLG1j6CO

九頭竜「かっ壁じゃねぇか!!おいどうすんだ!!てめぇ!!」

苗木「ぼっ僕に言われても困るよ……」

九頭竜「ただでさえあんな獣の…獲物を狙う目をしたペk…辺古山に参ってるってのに…」ガタガタガタ

九頭竜「クソッ!!」ガンッ

ガコン

九頭竜「えっ?」

苗木「!隠し扉っ!!」

辺古山「覚悟してください坊ちゃ…九頭竜!今こそ一歩大人になる時――」

辺古山「なっ……蛻の空だと!?」

辺古山「クッ…ハメられたのか…坊ちゃんに……!本来なら…私がハメる役目の筈なのに…!」プルプルプル

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:13:58.79 ID:/iLG1j6CO

最原「…っと、鍵をかけたよ。これで当分誰も入ってこれない」ガチャッ

日向「あっああ…。悪いな最原、一か八かの賭けに乗ってもらって」

最原「良いんだよ、僕だって救えるなら救いたいから…」ハハ…

百田「おう!さすがは俺の助手だな!俺が見込んだだけあるぜ!」グッ

苗木「……うっ…うう…」ゼェハァ…

最原「ええと…大丈夫?苗木くん」

苗木「なっ…何とか……」ゼェゼェ

九頭竜「…んな事より、誰か俺に説明できねぇか!?何で辺古山が執拗に俺を追いかけまわしてきたのか!」

日向「悪い九頭竜…それは、俺が一番知りたいんだ」

九頭竜「なっ…お前も辺古山に追われてたってのか!?」

日向「いや…俺を追ってきたのは違う奴だ」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:16:08.61 ID:/iLG1j6CO
日向「朝起きたら目の前に罪木が居て、手にメスを持っていて、俺の衣服を裂こうとしてきて…」

日向「窓を突き破って逃げたら…次に西園寺が木の上から降ってきて…しがみつかれて…」

日向「何とか引き離して俺は……」

苗木「なっ…何だか、大変だったみたいだね……」

最原「僕も、目を覚ましたら全裸のアンジーさんが手にペンキと筆を持って覆いかぶさっていて…」

最原「何とか引き離して窓を突き破って逃げたら…外には自立式機動兵器に乗った入間さんが待ち伏せていて…」

最原「入間さんの後ろから東条さんが全力疾走で僕を追いかけてきていて……もう……何が何だか…」

九頭竜「よくそれで逃げきれたな」

最原「百田くんと大和田くんのおかげだよ。二人がバイクに乗って僕を捕まえてくれたんだ」

百田「助手のピンチにかけつけねぇボス何か居ねーからな!ってか、俺も大和田に助けられたんだけど」

百田「部屋で目を覚ますとハルマキが天井に張り付いていて、ビックリした俺が窓を突き破って逃げてた所を、な。」

苗木「へえ…で、その大和田くんは?」

最原「大和田くんは……」

百田「………」

苗木「……」

苗木「え?」

最原「大和田くんのファンって、結構いっぱい居るんだね…」

百田「あんな大量のスケバンバイク集団初めて見たよな…」

苗木「……ええ!?という事は、大和田くん捕まっちゃったの!?」ガーン

十神「案ずるな。いくら愚民とは言えあいつも希望ヶ峰学園の生徒だ。学園の生徒でも無い凡人にいくらなんでも捕まるわけないだろ」

苗木「あっ…十神くん。居たんだ」

最原「ここの秘密基地を貸してくれたのは、誰でもない十神くんだからね」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 11:00:13.62 ID:EAJTLKS1O
>>9 修正

九頭竜「へぇ…お前、希望ヶ峰学園に秘密基地作ってたのかよ。御曹司の癖にガキっぽいな」

十神「秘密基地では無い、俺の研究室の別室だ」

苗木「でも助かったよ…僕、このままだと九頭竜くんと一緒に捕まっていたからさ」

最原「うーん…僕の推測だと、多分追い掛け回していたのが辺古山さんなら苗木くんは大丈夫だったと思うよ」

苗木「?」

百田「しっかし、女とは言え複数人に追い掛け回されるって結構な恐怖だよな…俺は今のところハルマキにしか追われてないからまだマシだが」

十神「全くだ。腐川と澪田に全力で追い掛け回されてみろ。さすがの俺も自室の窓を突き破って逃げざるを得なかった」

九頭竜「辺古山一人だけでも恐ろしかったぞ俺は…。窓を突き破って逃げるなんて組の抗争の最中、俺の部屋に手榴弾を投げ込まれた時以来だぜ」

苗木(皆、仇のように窓を突き破って逃げるなぁ…)

日向「しかし、どうしてこうも女子の皆が俺たちを襲い始めてんだ?」

十神「そんなもの考えるまでもない。十中八九モノクマの仕業だろう」

百田「…まぁ、確かにモノクマの仕業以外に考えられないよな」

最原「うん、僕もそれ以外に考えられないよ」

モノクマ「酷いなぁ…よってたかって皆、僕のせいにするんだから」

苗木「そりゃぁ必然だよ。だってモノクマは今までも僕に変な行事や事件を起こしてモモモノクマァ!!!」

最原「うっうわぁ!?」ガタッ

九頭竜「おいてめぇ!!ペコに何しがった!?今すぐ元に戻しやがれ!!!」ギロッ

日向「証拠は上がってるんだ!早く女子たちを元に戻せモノクマ!」

モノクマ「は?だからなんでもかんでも僕のせいにしないで欲しいんだよね」

モノクマ「そんなことよりも、松田くん見なかった?」

百田「松田…?誰だよそりゃ。終一、お前知ってるか?」

最原「ええと…確か日向くんと同学年の人だよね?会った事は無いけど」

モノクマ「なぁーんだ…じゃぁもう君たちに用は無いよ。じゃぁね」ヒュン

九頭竜「あっ!おい待ちやがれ!!」ダッ

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:19:13.19 ID:/iLG1j6CO
苗木「…あの口ぶりだと、本当にモノクマは関係無いのかな?」

日向「おいおい、あいつの言う事を信じるのか?」

十神「あいつはわざと隠し事はするが、嘘はつかん。それに、今回の騒動に興味を持ってないように聞こえた」

十神「…だが、となると自体はより複雑化しているようだな」

苗木「え?それってどういう…」

ドゴォオオアアアアンッ!!

苗木「!?」

日向「?!」

自立式機動兵器《入間》「ひゃっはぁああ!!見つけたぜ童貞チン〇コ原ぁ!!」

最原「うっうわぁあああああ!?入間さぁあああああん!!?」ガーン

百田「なっ…何に乗ってるんだ!?入間てめぇ!?」

十神「何故…ここが分かった…!?この部屋は俺と学園長しか知らない筈だぞ…!?」

自立式機動兵器《入間》「この俺様改造式エグイサルにはエロ原の居場所を示すGPS機能がついてんだよぉ!!だから、どこまで逃げても俺様からは逃げられねぇんだぜぇ!!」

最原「えっ!?」

十神「くそっ…!こいつは木馬だったってわけか…!!」ギリッ…

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:21:06.72 ID:/iLG1j6CO
ジェノサイダー「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!ジェノサイダー改め、童貞ハンタースペルマサンダー惨状!!」バッ

澪田「ヒャッハァアアア!!!白夜ちゃん、最強自立式ロック兵器の美兎ちゃんとジャンキーパンクのジェノちゃんと組んだ唯吹からは逃げられないっすよー!!」

十神「…貴様ら下品三組に捕まる気は毛頭ない…!!」

自立式機動兵器《入間》「まぁ俺様は別に童貞原以外はどうでも良いんだけどな。それ以外は道端の犬のクソみてーなもんだし」

自立式機動兵器《入間》「だが逆に童貞原は非童貞原にしてやるよ!!そのために俺様がここまで来てやったんだからぁ!!」ジャキン

百田「んなっ!?てってめぇら何かに終一を渡してたまるか!!死ぬ気で抵抗してやる!!」ガタッ

最原「百田くん……」

九頭竜「クッ…でっでもヤベエぞ!!奴らは入り口から入ってきた!ここには窓も無え!あんな化物みてぇな兵器に勝てる算段なんてあんのか!!」

百田「馬鹿野郎!!後ろ向きに考えるんじゃねぇ!!俺たちが力を合わせれば、不可能だって可能になるんだ!!」グッ

日向「いやいや!!俺たちが束になってもあんなのに勝てる気がしないぞ!?」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:22:11.72 ID:/iLG1j6CO
ジェノサイダー「他の奴らも邪魔してくるならブッコロ!ブッコロ!!あっ、でも最原ちゃんと九頭竜ちゃんはカワイイから何もしなくてもブッコロ!!」

最原「ええ!?」

九頭竜「だっ誰が可愛いだオラァ!!」ガンッ

苗木「くぅ…!(どっ…どうしよう…!完全にピンチだ…!)」

苗木(せめてここに隠し逃走路があれば良いんだけど…十神くんの事だからそんな情けないもの必要無いとかて作ってないだろうし…)

苗木(いや、そもそもこんな状況想定してないだろうし…どうしたら…)

「うろぉぁああああああああああああ!!!!」ブロロロロロロロロロ

苗木「…え?」

百田「このバイク音は…!」

ドガッシャァァアアアアアアアアアン!!!

自立式機動兵器《入間》「きっ…きやぁああああああああ!!!」ガタガタガタガタ

澪田「うっうわぁあああ!!落ちるっすぅううう!!!」ピューン

ジェノサイダー「ぎええええええええええ!!!!」ピューン

プスプス……

大和田「悪い!待たせちまったな!!」ブロンッ!

苗木「大和田君!!」

最原「良かった…生きてたんだね!」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:23:30.80 ID:/iLG1j6CO
大和田「へっ、超高校級の暴走族の俺が素人バイクなんかに追い付かれるわけねぇだろ?」

自立式機動兵器《入間》「うっ…うっぅぅう…!この天才的頭脳を持つ俺様によくもやってくれたなぁ…!!」ギギギギギ

十神「今だ苗木、逃げるぞ!!」ダッ

苗木「あっ待って!大和田くんが…」

大和田「苗木。俺を誰だと思ってやがる…俺は速さと力には誰にも負けない自信があるんだぜ?」

大和田「ここは俺に任せて、早く逃げ―――」カッ

チュドォオオオオオオオオオンッ!!

苗木「大和田くぅうううううん!!!」ガーン

最原「百田くん!大和田くんが!!」

百田「安心しろ、あいつはあんな事では死なねぇ」

ブォオオオオオオオオンッ

大和田「早く行け!こいつらは俺が引き付けてやる!!」ブロロロロロ

百田「あいつは、バイクがあれば無敵なんだからな!」

自立式機動兵器《入間》「ちぃい!!チョコマカと!!」

十神「苗木!そいつらに構ってる暇はない!早く来い!!」

苗木「うっ…うん分かった!後はお願い大和田くん!!」ダッ

九頭竜「ぐっ…!なんだよ畜生…恰好良いじゃねぇか…!!」プルプルプル

日向「九頭竜!俺たちも早く逃げるぞ!!」ダッ

百田「俺たちも行くぞ!終一!!」

最原「うっ…うん!分かった!!」ダッ

自立式機動兵器《入間》「あっまっ待て最原!俺様は、お前を誰かに取られる訳には…ゴハッ!」ドゴォンッ

大和田「おらぁ!お前の相手は俺だぁ!!ここまで来てみやがれ!!」キュルキュルキュル

自立式機動兵器《入間》「うっうぅぅ…なんなのぉ…?俺様は…ただ、最原と一つになりたいだけなのにぃ…」エグッエグ

大和田「えっ?!…いや、泣かせるつもりは…」

ジェノサイダー「隙ありぃ!!」ゴッ

大和田「オゴコッ!!」

澪田「ナイス!ジェノちゃん!!」

ジェノサイダー「さぁてと、この邪魔虫、どうしてやろうかしらー?ケケケケケ!!」

自立式機動兵器《入間》「…こいつの追っかけに引き渡してやろうぜ!俺様の邪魔しやがって!これでこいつの童貞もおしまいだ!!」グスッ

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:25:41.96 ID:/iLG1j6CO
~最原終一の研究室~

日向「なんだかんだで逃げてたら…最原の研究室まで来てしまったな…」

苗木「うーん、霧切さんの研究室とはやっぱり違うね。同じ超高校級の探偵なのに」

最原「はは。霧切さんと比べると僕の才能なんてひよっ子も良い所だからね」

九頭竜「へぇ、中々良いソファに座ってんじゃねぇか」ギシッ

百田「…で、これからどうするんだ?このまま、女子から逃げるとしても、いつか全滅しちまうぞ」

百田「さっきの入間と腐川を見て確信した。これ、逃げ続けるのは不可能じゃないけど結構困難だ」

十神「ああ、そうだな…。特に、俺たちのクラスメイトの中には大神も居る。そいつに追いかけられるとしたら…」

最原「」ゾッ

苗木「ああ、大神さんなら誠一郎って人の名前を叫びながら学校からどこかへ走っていったのを見たよ」

十神「つまり、大神は今、学園に居ないって事だな?…それを聞いただけでも儲けものだな」

日向「でも、女子がここまでおかしくなった原因は何だ?本当にモノクマは関係ないのか?」

苗木「ううん…モノクマが関係あるのかは分からないけど、校舎の校章に宇宙船みたいなのが突き刺さってて排気口から不透明な気体を輩出していたのを見たんだ」

十神「…ああ、確かにあれは気になるが…」

九頭竜「傍目から見れば確かにあれが原因なんだろけどよ、でも、そんな簡単な物なのか?」

最原「いや、今回の事件はモノクマが犯人って訳じゃないなら、あの宇宙船が原因の可能性はかなり高いよ」

百田「うっし!じゃぁ、あの宇宙船を何とかすればいいって訳だな!!」

最原「でも、そんな簡単に行くと思う?校章だよ?あそこまで行くには屋上から更に機械制御室に入って長い螺旋階段を上らなきゃいけないわけだし…」

日向「詳しいな、最原」

最原「一度、入間さんに頼まれて機械制御室に入った事があるから…多分、そのせいだね」ハハハ…

百田「そうと決まれば早速宇宙船に向かうぞ!俺たちが力を合わて、このふざけた事件を終わらせてやろうぜ!!」ガララララ

春川「………」

百田「」ガララララララ  ピシャ

日向「あれ?今、誰か居たような…」

百田「終一、窓から屋上までは登れないか?」

最原「えっ!?さすがにそれは無理…」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:26:48.73 ID:/iLG1j6CO
ドガシャァアアアアアアアン!!

苗木「!?」

最原「うっうわぁあああ!?僕の研究室のドアが!!」ガガーン

百田「はっハルマキィ!!」

春川「…ねぇ、どうして?どうして逃げるの?百田……殺しはしないよ…?」ユラァ…

最原「はっ春川さん!?目が!目が凄く怖いんだけど――」

バタンッ

霧切「苗木くん、残念だけどここで、ゲームオーバーのようね」

苗木「霧切さん?!どうして最原くんの研究室のロッカーの中から!?」

舞園「エスパーですから」ヌッ

日向「霧切に続くように後ろから舞園がっ!?」ガーン

セレス「簡単な事ですのよ。窓のある部屋でインディアンポーカーのイカサマをするくらいに」ヌッ

九頭竜「おいおい三人並んでロッカーから出てきたぞ!?どうやって入ってたんだよ!!」

十神「そのロッカーの中、どうなっているんだ…?」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:28:14.40 ID:/iLG1j6CO
霧切「私が答えるわ。私達は、貴方達の深層心理を利用したのよ」キリッ

舞園「あのような大変恐ろしい状況の中、冷静に分析できる十神くんをも欺けるか不安でしたけど」

セレス「こうも上手く行ったと言う事は、倉庫からカラーコーンを置いて道を阻んだ甲斐があったというもの」

九頭竜「カラーコーン…?あっ!!」

百田「くっ…!無我夢中で走り続けていたから…見落としていた…!」ガクッ

十神「チッ…こんな事で冷静さを失ってしまうなど、十神家の名折れだ…」ガクッ

苗木「えっ…ええー……」

百田「…いや、だが諦めるな!!まだ窓がある!!」グッ

最原「窓って…ここ、4階だよ!?」

百田「4階が何だ!!死ぬと思っているから怖気づくんだろ!だから、死なないと思って窓を突き破れば――」

ガシャァアアアアアアアアアアン!!

最原「うわぁあああああああ!!」ビクッ

辺古山「…ようやく見つけましたよ、坊ちゃま」パラパラ

九頭竜「ペ…辺古山ぁ!!ここ4階だぞ!?」ガーン ガーン

霧切「苗木君…これで、入り口も窓も全て封じられた…貴方に逃げ道は無いわ」キリッ

霧切「ここまで言えば分かるわね?」ギリッ

苗木(かっ…考えろ!考えるんだ!!この絶望的状況から一筋でも良い!一遍の希望を!!)ガクガクガク

舞園「ふふっ、そんなに緊張しなくても良いんですよ…最初は皆、初めてですから」ユラリ

セレス「苗木くん。貴方は賭けに負けた。その代償は払わなければなりませんわ」フラリ

苗木「だっ…駄目だ…!何も思いつかない…!!」ダラダラダラ

十神「…………」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:30:21.19 ID:/iLG1j6CO
春川「百田、ねぇ…もう、逃げないよね?」ジリジリ…

百田「まっ…待て、春川?お前がどうして、俺を追いかけてくるのか理解ができないんだ…!」ジリジリ…

辺古山「坊ちゃま、行きましょう。私と共に」スッ

九頭竜「そっ…それ以上俺に近づくなぁ!辺古山ぁ!!」プルプル

十神「………ふっ」

十神「ここに、俺を狙う奴が居ないのが、不幸中の幸いという訳か」

グイッ

苗木「わっ!?十神くん?!」

十神「しっかり捕まってろ。苗木!」ダキッ

バッ

霧切「なっ…!」

舞園「苗木君を抱えて窓から落ちていきました!!」ガーン

セレス「なっ…!十神…このビチグソがぁぁあああああああ!!!!」ダンッ

九頭竜「とっ…十神ぃいいい!!!」

百田「十神…お前……!!」グッ

百田「…十神ばかり良い恰好をさせられねぇ。終一!俺たちも行くぞ!!」ガシッ

最原「えっ!?」

春川「!」

百田「安心しろ!お前の事は俺が守ってやる!!」グッ

春川「そんなこと…させると思ってるの……!?」ゴゴゴゴゴゴゴ

最原「うっうわぁ!春川さんが本気モードに!!」

百田(クッ、勝負は一瞬…!ハルマキが俺たちを捕まえるのが先か、俺が終一を抱えて窓から飛び降りるのが先か…!)

百田(どちらにせよ、俺が無事じゃ済まされねぇのは確かだが……どうせ、死ぬなら…)フッ

霧切「くっ…!こうしては居られない、私達も行くわよ!」

舞園「はい!早く一階に行きましょう!!」

セレス「よくも私のナイトを引き離してくれたわね…十神白夜…絶対にタダでは……」

ドッガァアアアアアアアアアンッ!!

日向「!?」

最原「うわぁああ!僕の研究室の壁がぁああああ!!!」ガガガーン

辺古山「ぐはぁ!!」ドッカァアン

九頭竜「辺古山がスポーツカーに轢かれたっ!!?」ガーン

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:31:17.44 ID:/iLG1j6CO
ウィーン ガチャ

田中「…ククク、素晴らしい。これこそ、この暗黒破壊神に相応しい空間移動装置…」

田中「これさえあれば、三次元空間で敵は無い!!ふはははははは!!」

左右田「てってめぇ!!だから勝手に操縦すんなっつっただろ!!ほらぁ!見ての通り誰かの研究室を破壊って…轢いてる!?誰かを轢いてる!!!」ガーン

九頭竜「………」

左右田「くっ九頭竜!悪い!いや、俺は悪くない!悪いのは俺の車を勝手に操縦した田中で…」

九頭竜「…話はあとだ!早く乗り込めお前ら!!」

日向「あっああ!悪い左右田!」ガシッ

左右田「えっえ?何?」

最原「早く動かして!左右田くん!」ガシッ

百田「いや、運転してるのは左右田じゃない…。田中ぁ!ここでバックだ!頼むぞ!!」

田中「任せろ!!空間移動装置を後退させるなど…赤子の手を捻る程に――」

九頭竜「御託は良いからとっとと動かせ田中ぁ!!」

田中「御意!!」ガッ

ギュルルルルルルル…ババババババババ

左右田「うっうわぁああ!勝手に動かす…うっぷ…」オプッ

バババ……

春川「…はっ!また…百田に逃げられた……」

霧切「でも、これで出入り口が開いたわ。行くわよ!苗木君を捕まえるの!」ダダダダダダ

舞園「勿論です。今度は絶対に捕まえましょう!」ダダダダダダダダ

セレス「…ついでに、十神白夜を懲らしめてやりましょう」ダッ

春川「…………」

春川「…逃がさない」ギリッ

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:33:04.52 ID:/iLG1j6CO
~窓の外~

苗木「うわぁああああああああああああああ!!!!」ピュゥゥウウウ―

十神(…このまま行けば、俺をクッションにして苗木は助かる)

十神(だが、俺は助からないだろう……ふ、俺の代にして十神家が途絶える等…十神家の名折れどころの話では無いな)

十神(そんな人間が、十神家でいる必要も無い)

十神「苗木…お前だけは、生きろ」

苗木「!…十神君…!」

苗木「やっぱり…駄目だ!十神君を殺させはしない!!」ガシッ

十神「!」

苗木「平凡な僕が助かるよりも、誰よりも役に立っていて誰よりも凄い十神くんが助かった方が良いに決まっている!!」

苗木「十神くんを見捨てるくらいなら!僕だって死んだ方がマシだぁああああ!!」

「よくぞ言ったぁ!!苗木誠ぉおお!!!」

苗木「……え?」

弐大「ふんっ!!!」ドンッ!

苗木「うっうわぁああ!!」

十神「っ!」

ゴン太「……とと」ヒョイ

ゴン太「だっ大丈夫!?苗木君!十神くん!」アタフタ

苗木「あ…あれ?獄原くん?それと…弐大くんも…?」

弐大「…お前さんの熱い魂、そして誰にもできない強い決断。ちゃんとワシの心に届いた…!」

弐大「決めたぞ!ワシがお前さん達を、強く!生き残らせちゃるからのぉおおお!!!」ゴゴゴゴゴゴ

ゴン太「え、ええと、ゴン太は学園の外で虫さんと話していたんだ。その時、上から苗木くん達が落ちるのを見て……」

ゴン太「助けなきゃって思ったんだけど、さすがは弐大君!僕より早く苗木君たちに向かっていったね!」

弐大「ガッハッハッハ!!ワシはクソして手を洗おうとして時に、おぬしらが4階の窓から飛び出したのを見たからのぅ!」

十神「つまり手を洗っていないって事か…?その汚い手で触るな!!この下民が!!」バッ

苗木「とっ十神くん!助けてもらったのにそれは無いよ…」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:34:39.04 ID:/iLG1j6CO
十神「ふん、なら俺を汚い手で触った事はチャラにしておいてやる。これで俺たちを助けた事への貸し借りは無しだ」

ゴン太「確かにトイレの後に手を洗わないのは紳士として失格かもしれないけど…でも弐大君は君も助けようと」

弐大「良いんじゃ獄原。ワシは十神と苗木との間の友情を見た。それだけで十分じゃわい!ガッハハハハハ!!」

十神「黙れ!!それ以上何かを言うつもりなら、こっちも容赦をしないぞ…だが、その前に早く手を洗って来い!!」

苗木「あっそうだ!弐大君と獄原くんも今回の事件について何か知ってる事は無いかな?」

弐大「今回の事件…?何の事じゃ?」

苗木「ええと、…今日、何だか凄くおかしい気がするんだ。女子が僕達を襲ってきたりとか…」

弐大「いや…ワシはそんな事は無いな。何故だか執拗に終里に突然勝負を挑まれるくらいか…」

苗木「あっ」

弐大「今回の奴は異様に体力があったぞ!何度も何度も立ち向かってきてな!終里も成長しとるんじゃなぁ…」シミジミ

ゴン太「へぇ!でも、保健室で動かなくなってたって事は、動きすぎて疲れちゃったのかな?」

弐大「安心せぇ、確かにちょっと本気を出し過ぎたかもしれんが、明日になれば元気になっとる!ガハハハハ!」

十神「……そうか、再起不能か。その手があったか…」ブツブツ

ゴン太「ゴン太は女の人に襲われるとかは無かったけど、変な事と言えばそこら辺の虫さんがみんな交尾してる事かな?」

苗木「えっ」

ゴン太「でもおかしいよね…発情期がまだな虫さんも居るのに、みんな例外なく交尾してるんだよ。これは、事件と関係あるのかな?」

苗木「………」

十神「………」

ゴン太「?」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:37:37.54 ID:/iLG1j6CO

~超高校級のメカニックの研究室~

田中「ふはははははは!!我は破壊神なり!!ふはははははははは!!」キュルルルルル…

左右田「ふははは!じゃねぇよ!よくも俺が一から作った車を壊しやがって!!…おふっ」ウッ

左右田「オロロロロロ…」ゲロゲロゲロ

日向「いや…あの、お前らどうして二人でこんな車に乗ってたんだ?一体、何があった?」

田中「…………」

左右田「オエ…あー、それはちょっと、俺にとっても田中にとってもショッキングな事があって…」

九頭竜「んだよ、お前らも女子に追われてたって口か。俺らもそうだよ」

田中「」ビクッ

左右田「いや…俺は追われていない。つーか追われてるお前らの方が羨ましくて仕方がねぇよ!」ガンッ

日向「いや…あまり良いものじゃないぞ。これは」

百田「俺も命の選択を迫られたからな…」

田中「…」ブルブル

左右田「なぁ、そう怯えるなって!寧ろソニアさんに迫られるなんて俺にとっては超羨ましい事なんだぞ!?泣きたいくらいにな!」トン トン

日向「なっ何か不思議な光景だな…何があったんだ?」

左右田「ええと…何から話せば良いのか分からねーが…その、人それぞれ違う文化でも求愛行動は違ったりするもんだろ?」

最原「そりゃぁ…文化関係無しに、告白の仕方も人それぞれだろうしね」

左右田「んで、ソニアさんの求愛行動が…その、クジャクとオスとセキセイインコとバベルの塔と…何かよく分からないものを混ぜた物で…」

日向「え?」

左右田「ソニアさん、一切日本語を話さないし、何の説明も無しに奇妙な棒を振り回すし…田中は泣きながら怯えてるし」

左右田「さすがに異常事態だったから田中を引っ張って俺の研究室まで運んで…」

左右田「後は、勝手に車が動き出して……」

日向「いや、もういい。もう分かった」

最原「たっ…大変だったんだね。左右田くんも田中くんも…」

左右田「まぁな…てか、やっぱり考えれば考える程羨ましいだろ!!暴走しているとは言え女に追いかけられるなんてよ!!」ガンッ

左右田「唯一仲間だと思っていた桑田にも…!桑田の部屋に行ったら……!アイツ……アイツ…!」プルプル

日向「…いや、桑田も一応超高校級の野球部とかだからな。モテるのは当然の事じゃないのか?」

左右田「…まぁ、桑田は従妹に犯られてたから不憫と言えば不憫なんだけどよ…それすら居ねぇ俺は…」ズーン

田中「桑田…あいつも、暗黒面に落ち抵抗さながらも絶叫の声が響いていたな…」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:39:44.73 ID:/iLG1j6CO
最原「うーん、左右田くんの言う通りなら左右田くんは女子に追われる心配がないんだよね?」

左右田「酷いな!お前も!」ガーン

最原「だったら、この研究室は比較的安全な方なんじゃないかな?目をつけられる事が無いって事なんだから」

百田「おっ言われてみればそうだな。ここ、結構広いし拠点にするか!」

左右田「おっおい!お前ら何を勝手に―」

九頭竜「ああ!?どうせお前は女どもに捕まらねぇんだろうが!文句垂れねぇで俺たちを匿え!」

左右田「んな事言われてもよぉ!大神なんかが来たらさすがに太刀打ちできねぇぞ!」

百田「いや、大神は学園からどこかへ走り去って行ったようだから心配はいらないぜ」

左右田「えっ?そうなのか?それじゃぁ安心―――」ガタンッ

左右田「だっ誰だっ!?」ビクッ

最原「!?」

日向「!?」

大和田「…………」ボロッ

最原「おっ…大和田くん!?」

百田「大和田ぁ!?その怪我…」

左右田「おっおい!何だ!?何があったんだ!?大和田!!」

大和田「……に…逃げ……ろ……」ガク

左右田「えっ?」

ドキュァアアアアアアアン!!!

最原「!?」

左右田「あああああああ!!俺のガレージがぁあああああ!!!!」ガガガーン

自立式機動兵器《入間》「ヒャッハァアアア!まぁーた変な所に居やがったかぁ!童貞原ぁ!!」ギギギ…

田中「ぬわぁああ!!!!?我がレジスタンスに敵軍のギアが侵入した!?」

最原「そうだった……僕は、入間さんにはGPSで居場所を特定されているんだった!!」

左右田「ぇぇぇえええええ!?何でそんな大切な事を早く言わねぇの!?」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:41:28.50 ID:/iLG1j6CO
自立式機動兵器《入間》「今度はもう、邪魔は入らせないぜぇ!!」ガシッ

最原「うわぁ!」

百田「!終一!!」

自立式機動兵器《入間》「ククク…これで鬼ごっこは終めぇだ!この後は俺様が最原の童貞をひっ非童貞にしてっやんよ!」

自立式機動兵器《入間》「だっだから…その、優しくしろよ?俺様だって初めてなんだからな…?」プルプル

九頭竜「恥ずかしいなら無理して言うなよ」

自立式機動兵器《入間》「うるせぇ童貞!!てめぇみてぇな小便臭えガキに言ってねぇんだよ!!」

九頭竜「んだとオラァ!!!!」ガンッ

自立式機動兵器《入間》「ひぃ!けっ蹴らないでよぉ…」ビクビク

自立式機動兵器《入間》「…って!この改造式エグイサルにてめぇーみてぇーなフニャチンキックなんざ効くわけねぇじゃねぇか!!でしゃしゃしゃしゃ!!」

最原「グッ…うっ!もっ…百田くん…!」ギリギリギリ…

百田「てってめぇ!!終一を離しやがれ!!」

自立式機動兵器《入間》「ここまで来て離す馬鹿がどこに居るってんだ!てめぇらは俺様が童貞原を非童貞原にする所を見てシコってろ!」ウィーン

ウィーン…

最原「まっ…待って入間さん!こんなの間違ってるよ!お願いだから止めて!」

入間「うっうるせぇ!俺様はてめぇが誰かに取られる前に唾つけてやるだけだ!!」

入間「それにこんなチャンスが無かったら…俺様はいつまで経ってもこんな事なんか……」

入間「…とっとにかく!今ここでお前を公開逆レイプする!!もっ文句は言わせねぇからな!!」ドンッ

アンジー「そっかー。アンジーも仲間に入れて欲しいなー」

最原「えっ!?よ…夜長さん!?」

入間「んなっ!?てめぇいつの間に俺様の後ろに!!」

アンジー「最初っからだよー。終一が窓を突き破って逃げようとした時、美兎がハッチを閉めようとした時にシュルリと」

アンジー「それよりもー、今から終一と芸術的な事をするんだよねー?でもでもー、終一はアンジーのお婿さんになるんだよー」

入間「はっはぁ!?そんなのお前の妄想じゃねぇか!仮にそうだとしても、今から俺様がぶん取ってやる!!」

アンジー「いやいやー、主も言ってるよー。こう討論しても時間の無駄だってー。だから、アンジーも妥協する事にしたんだー」

入間「だっ妥協ってなんだよ」

アンジー「三人で楽しもうよー」

最原「……は?」

入間「…え?」

アンジー「主は言いました。三人で芸術的な事をしても罰は当たらないと」

最原「なっ…何を言ってるの…?」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:43:12.87 ID:/iLG1j6CO
入間「…………」

入間「…まっまぁ?確かに天才的な俺様が一対一ってな普通で純潔を散らすのも平凡すぎるな?って思ってた所だから?」テレテレ

最原「入間さん!?」

入間「という訳で!これから終一と夜長と俺様で公開3Pをする!てめぇらはそこでシコシコやってやがれ!!」

田中「言われなくとも!!我ら軍もエンジンが灼熱に燃え上がって来たからな!!」ブロロロロロロロロロ

入間「えっ?」

九頭竜「おらぁああ!!スーパーカーで突撃だ田中ぁあ!!」

田中「御意!!!うぉぉおおおお!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ギュルッ!

百田「話が長ぇーんだよ!!!」

ガッゴオオオンッ!!

入間「ぴっ!ぴぃいいい!!」ユラユラユラ  パッ

最原「あっ」ズルッ

アンジー「あっ!終一が落ちちゃったよー!!」

最原「わぁああああ…ああ…」ストン

日向「最原、確保!!」

百田「よし!早く来い左右田!逃げるぞ!!」

左右田「いや…別に俺、逃げる必要無くね?もうそれに乗りたくも無えし…」

入間「ちっ畜生!最原を返しやがれ!!ここのガレージ破壊してやる!!」ウィーン ゴゴゴゴゴゴゴ

左右田「あっ!!やっやっぱり乗せてくださーい!!」タッタッタッタッタッタ

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:44:39.30 ID:/iLG1j6CO
~校庭~

ブロロロロロロロロロ……

九頭竜「よしっ!このまま逃げるぞ!!学園の外に出るんだ!!」

百田「いや、待て!あの校章に刺さった宇宙船を何とかしねぇと、俺たちに帰る場所は無えぞ!!」

田中「ふはははははは!!ならば、このまま地の果てまで逃げ、ユートピアに身を委ねるのも悪くは無い!!」ブロロロロロロ

左右田「まっ…待って…やっぱり下ろしてくれ…吐きそう……」ウプ

最原「左右田君大丈夫?酔い止め薬を飲んだ方が…」

日向「しかし、かなりゴテゴテな車だよな。田中が喜ぶのも分かる気がするよ――」

石丸「ぬっ!?君たち!学校内での改造車の運転は禁止オゴロバハッ!!」ガンッゴロゴロゴロゴロ

百田「轢いた!今、石丸を轢いたぞ!?」ガーン

九頭竜「大丈夫だ。今、この混沌とした学園に規律なんてものは存在しねぇ」

日向「おい、石丸ピクリとも動かないんだけど大丈夫なのか?あれ」

最原「あっ!ちょっちょっと待って!前方にまた一人、人が!」

百田「なッ何っ!?」

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:45:52.72 ID:/iLG1j6CO

モノクマ「松田くぅーん!!」ドドドドドド

モノクマ「待って松田くぅーん!!ちょっとだけついて来て欲しいだけだからさぁー!!」ドドドドド

モノクマ「絶対に捕まえるよ!!地の果てまで!!!」ドドドドドドドド

松田「うぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!」ダダダダダダダダダダダ

百田「なっ…何だあれは?」

最原「大量のモノクマが…松田くん一人を追いかけている…?」

日向「…無視だ。無視しろ。アレに関わって良い気が全くしない」

九頭竜「いやでも…こっちに向かってきてるぞ?」

日向「何だと!?田中!今すぐ方向転換し――」

バッ

松田「ってぇ!!」ドンッ

最原「うわぁ!乗ってきた!!」ビクッ

モノクマ「逃がすなぁ!絶対に僕達の本拠地にまで連れてくるんだぁ!!」バババッ

日向「うぉお!!大量のモノクマも一斉にこっちに向かってきた!!」

百田「キモ!!」

松田「…今すぐアレを全部轢き壊せ」

最原「えっ?」

松田「アレを全部轢き壊せと言ってるんだ!!」

九頭竜「なっ…何だお前!偉そうに―――」

田中「任せろ!!暗黒破壊神の力、今見せる時!!」ギュルルルルルル

最原「うわぁあああ!!後輪スリップ!!」ギュルルルルルルル

左右田「オボロロロロロロロロ!!」胃液ノミノゲロゲロ

田中「進めぇえ!!」ブォンッ!!

モノクマ「ぐわぁあああああああ!!」バリバリバキィーン

モノクマ「ぎゃぁぁあああああああああ!!!」ドカバキグシャ

モノクマ「ヤラレたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バキバキグシャドカーン

最原「モ…モノクマが凄い勢いでバラバラになっていく…」

松田「ふぅ…助かった」ホッ

九頭竜「助かった…じゃねぇよ!何だお前は!」

最原「ええと…君、松田君だよね?さっき、モノクマが探していた…」

松田「…正しくは、その中の奴だろうけどな」チッ

最原「えっ?中の人…?」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:47:31.30 ID:/iLG1j6CO
日向「って事は、やっぱりこの騒動はモノクマが一枚噛んでたのか…?」

百田「いや、それはあり得ないってさっき苗木と終一が言ってたろ。つまり、モノクマも女子と同じ追いかけてくる側の一人って事じゃねえのか?」

最原「モノクマの中の人は女性だったのか……何だか、意外だな」

左右田「中身が男でも気持ち悪いけどな……」オエ

百田「待てよ、て事はお前、モノクマの中の奴と知り合い…いや、恋人って所か?」

松田「知り合いは認めるが、それ以上は拒否する。恋人は特にな」

最原(モノクマ達は全力で松田君を追いかけてたみたいだけど…)

田中「ムッ、また前方に数人の人がいるぞ」

百田「何っ!?ハルマキとかじゃないだろうな!?」ガタッ

最原「いや、あれはゴン太くんと弐大君と…あっ!十神くんと苗木くんだ!」

百田「良かった…!生きていたのか!」

苗木「おーい!!皆!!」

ブロロロロロ…キッ!

日向「苗木!十神!無事だったんだな!」

苗木「うん…なんとか」

十神「十神の名を背負う俺が、あんな高さから落ちて死ぬわけが無いだろう」フッ

田中「なんだと!?まさか…貴様も暗黒破壊神の力を借りて…!」

十神「意味は分からんが、俺に貴様呼ばわりするとは良い度胸をしているな」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:50:55.20 ID:/iLG1j6CO
ゴン太「最原くん!良かったぁ!最原くんも百田くんも無事だったんだね!」

最原「うっうん…何度か死にかけたけどね」

ゴン太「何だって!?でも、大丈夫!これからはゴン太が皆を守るからね!」ニコッ

弐大「ガハハハハ!!ワシもこんな事態に何も出来ないのは目覚めが悪いからのう!全力でおぬしらのアシストをしてやるぜよ!!」ガハハハハ

十神「…ふん、うるさいのが二人も入ってくるとは…先が思いやられる」

十神「…いや、それより何故松田夜助がこんな所に居る?」

松田「…」

最原「ええと…彼はモノクマに襲われてた所を助けたんだ。仲間は多い方が良いだろうし…」

十神「チッ、こんな無駄に偉そうで高圧的な奴が役に立つとは思えないが」

苗木(それ、十神君が言っちゃうんだ……)

松田「御曹司なんて明らかに親の七光りを受けているだけの肩書の奴に言われたくはないな」

十神「なんだと…?」ギリッ

ゴン太「ふっ二人とも!喧嘩は駄目だよ!」アタフタ

苗木「そうだよ、今は女の子達に追われてる仲間じゃないか!ここで仲違いしたら彼女達の思う壺だよ!」

松田「あんな馬鹿がそこまで考えてるとはとても思えないがな」

十神「俺もあのメス犬共が俺を出し抜く程の知能を持っているとは到底思えん」

日向「酷いな君ら」

左右田「ハァハァ…止まってくれたからか…大分楽になってきた…」オエ

九頭竜「しかしどうすんだ?このまま希望ヶ峰学園に残る訳にもいかねぇだろ?」

弐大「ふむ、そうじゃな…ワシとしては校章に刺さっている宇宙船なんかが怪しいと思っとるんじゃが」

十神「そんな分かりやすい物、とっくの全員が理解っている。考えて発言しろ愚民め」

苗木「ううん…車から降りて学園の中に入るのは自殺行為だろうし…」

左右田「いや、手なら一つあるぞ?この車は俺が改造した車だって事は言ったよな?」

九頭竜「おう、そのおかげで免許の無い田中もこんな簡単に運転できてるんだろ?」

田中「フハハハハハハ!!」

左右田「この改造車にはいくつか隠し機能がついてて、右から三番目の青いボタンを押せば――」

ガサッ

苗木「ん?」

西園寺「突撃ー!!」ガバァッ

日向「うわぁ!?西園寺!?」

ゴン太「えっ!?木から西園寺さんが落ちてきたよ!?」

グイッ

日向「うわぁああああ!!」ゴロゴロゴロ

左右田「日向が車から転げ落ちた!?」

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:52:18.78 ID:/iLG1j6CO
西園寺「えっへへー!日向お兄ぃ、もう逃がさないよ!」ニコニコ

日向「西園寺、お前―――」

ザ ザ ザ

罪木「えへへ…日向さん……いっぱい…いっぱい愛してあげますよぉ…」ユラリユラリ

日向「」

日向「たっ…助け……」

舞薗「あっ!良かった、苗木君まだいましたよ!」

霧切「準備をしていたから探さなくちゃいけないと思ったけど…待っていてくれたのね」フッ

セレス「ロックオン式自動式拘束銃を入間さんの研究室から盗み出すのは容易な事ではありませんでしたが…やはり、私は運命の女神に愛されておられますのね」ニコッ

苗木「あっ…きっ…来た…!」ガタッ

十神「おい、田中。今すぐ青いボタンを押せ!」

百田「まっ待て!まだ日向が車に――」

十神「構わん。奴は死んだ!ここで見捨てて俺たちだけでも上に向かうぞ!」

日向「おい!!!」

西園寺「へへーん、日向お兄ってばお友達に裏切られちゃったねー」ニヤニヤ

罪木「大丈夫ですよ日向さぁん…私達は絶対に裏切りませんからぁ…えへへぇ…」ユラユラリ

左右田「日向ぁ!!俺の手に捕まれぇえ!!」バッ

日向「そっ左右田ぁ!!」バッ

最原「ねっ…ねぇ?前方から…小林幸子みたいな人がこっちに来るんだけど…」

田中「!!」ビクッ

松田「おいあれ…まさか、77期生のソニアとか言う奴か…!?」

ソニア「ふふ、ようやく見つけましたなかのソーセージ」ニコッ

田中「あっ…ああっ!!」ポチッ

バチンッ!! シュオオオオオオオオオオ…

最原「!!くっ車が浮き上がってる!!」

ゴン太「わぁ凄い!ゴン太たち浮いてるよ!!」

左右田「ちょっおおい!!勝手にボタン押すんじゃねぇ!!日向が離れてってんぞ!!」

日向「あぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!」

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:53:49.77 ID:/iLG1j6CO
霧切「!!」

弐大「おお!ワシと獄原を乗せて浮かぶとは、中々ガッツのある車じゃな!ガハハハハ!!」

日向「笑ってんじゃねぇ!!俺完全に置いてかれてんだろがぁあ!!!」

霧切「逃がさないわよ苗木くん!!」バシュッ

舞園「霧切さん!セレスさん!ちゃんと照準を合わせてくださいね!」バシュッ

セレス「ダーツで鍛えた腕、見くびらないでください」バシュッ

苗木「わっ!拘束銃が――」

弐大「ぬぅんっ!!」バッ

ガシュガシュガシュ

霧切「なっ…!!」

百田「弐大!お前っ…!」

弐大「ワシがここで食い止める…先に行けぇ!!」グルグルグル

ドッシーン

苗木「弐大さぁあああああん!!!」

舞園「クッ…!早く拘束具を外さないと…!」

セレス「やってくれましたわね…!途中で回転を加えたから簡単には外れない…!」

霧切「…仕方ない。私達も屋上に向かうわよ!!」ダダダダダダダ

弐大「ぬぉおおおおっ!!」ダッ

ガブッ!

日向「わっ!」

ダダダダダダダダダダダダダ

西園寺「あっ!!あのクソ豚!!日向お兄を口で咥えて逃げてった!」

罪木「逃がしませんよぉ…日向さぁぁん…うひひ…」ユラァユラァ

西園寺「アンタがそんなユラユラ揺れてるから取り逃がすのよこのゲロ豚!!」キシャー!

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:55:29.07 ID:/iLG1j6CO
左右田「…どうやら、弐大が日向を連れて逃げたみたいだな」

苗木「そっそうなんだ…それは良かった」ホッ

十神「しかし、空飛ぶ車か…。こんな機能があるなら、何故早く教えなかった」

松田「全くだ。この学園にはさすがに空を自由に飛べる奴なんか居ないってのに」

左右田「うるせぇ!日向を見捨てようとしていた奴が、文句があるなら降りやがれ!!」

ゴン太「でも凄いよ左右田くん!ゴン太、空飛ぶ車には初めて乗ったよ!!虫さんが空を飛んでる時もこんな感じなのかな?」

左右田「おっ…おう、そうか。まぁ、上に飛べるだけで移動はできないんだけどな」

最原「いや、それでもこの馬力は凄いよ。僕達を乗せても、弐大君を乗せていても浮いたんだから」

百田「左右田!いつか俺に宇宙船を作ってくれよ!」

左右田「いや、まぁ宇宙船は作る予定だけど…うっ…また気分が悪くなってきた…」ウプッ…

田中「ふはは…ふははははは!!我、暗黒破壊神の力、y軸移動が可能なり!!」

九頭竜「そんなこんなしている内に、もうそろそろ屋上に着くぞ」

百田「おっそうか!うっし!それじゃぁ時計まで案内頼むぞ終一!」ガッ

澪田「こんっちゃー!!唯吹達の部屋まで案内するっすよー!!」

ジェノサイダー「でしゃしゃしゃしゃしゃ!!白夜様一名ご案内ぃ!!」

苗木「神様なんて、居なかったんだね」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:56:39.71 ID:/iLG1j6CO

十神「…いや、良い。このまま上昇を続けろ」

苗木「えっ?」

最原「…あっ!よく見れば真上は宇宙船だ!」

澪田「あっあれー!?白夜ちゃーん!?どこに行くんすかー!?」アタフタ

ジェノサイダー「シィィイイイット!!そうだ!このままじゃ白夜様の元に行けねーじゃねーか!!」ゲシッゲシッ

ゴン太「なんだかよく分からないけど、僕達助かったのかな?」

百田「まっまぁ、あのまま屋上に居るよりはマシな状況になっただろうな」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

百田「…ん?なんだこの音?」ゴゴゴゴゴゴゴ

自立式機動兵器《入間》「うらぁああああ!!とうとう追いつめたぞぉ童貞共ぉぉおお!!!」ゴゴゴゴゴゴ

左右田「ぎゃぁあああああ!!さ↑っきの機械ぃいいい!!!」

九頭竜「とっ飛べたのかよあれ!!」

自立式機動兵器《アンジー》「終一良い子出ておいでー。大丈夫だよー痛くしないよー」ゴゴゴゴゴゴゴ

最原「わぁああああ!!!」ガタッ

百田「か、完全に終一がトラウマになってやがる!!」

田中「左右田!!誘導式噴進弾もしくは追跡型光線銃のボタンはどこだ!?」

左右田「はぁ!?そんなもん搭載されてるわけ無えだろ!!」

十神「クッ!攻撃手段が無いのか…!」

ゴン太「…………」

ゴン太「ゴン太が行くよ」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:58:32.44 ID:/iLG1j6CO
最原「……え?」

百田「おっ…お前、何を言ってるんだ?」

ゴン太「このまま終わらせるわけにはいかない。ゴン太が皆を守るんだ!」

ゴン太「それに…入間さん達の狙いは最原くんだから。ゴン太は安全だしね」

苗木「いや…そういう問題じゃなくて、ここはもう屋上より高い位置なんだよ!?飛んだら一たまりも無いよ!!」

百田「そうだ、馬鹿なマネは止めろ!そういう無駄な行為は――」

ゴン太「無駄なんかじゃないよ!だって…ここに居る皆は……」

ゴン太「ゴン太の…大切な友達だから」ニコッ

バッ

百田「ゴン太ぁああああああああ!!!」

最原「ゴン太くぅううううん!!!!」

自立式機動兵器《入間》「うわぁ!?なんかでかいのが降ってきた!!」

ゴン太「入間さん!!!夜長さん!!」

バッゴォオオオンッ!!(パンチ)

ゴン太「最原くんに迷惑をかけちゃ、駄目だよ!!」バチバチバチ

自立式機動兵器《入間》「ひぃいいい!!外装が貫通したぁ!!」

自立式機動兵器《インテル》「メインエンジンが損傷しました。稼働の維持が出来ません」ヴー!ヴー!

自立式機動兵器《入間》「うっ嘘だろ!?一発で壊れちまったのか!!」ヴー!ヴー!

ガクッ

自立式機動兵器《入間》「ぎゃぁぁあああああああ!!!」ピューーーー

自立式機動兵器《アンジー》「わわわ~~~~!!」ピューーーー

ドッゴォォオオオオオオオン………

プスプス……

百田「…………」

九頭竜「…………」

十神「……さすがに今の行動は、俺も認めざるを得ないようだな」

十神「獄原ゴン太。勇敢だったその名前、覚えておいてやろう」

左右田「…すっ…すげぇ…」

最原「ウッ…ウッ…ゴン太君……」ポロポロ…

苗木「…あ、でもちゃんと生きてるみたいだよ。中に入っていた入間さんと夜長さんを担いで保健室に向かってる」    ダイジョウブ!?イルマサントヨナガサン!イマスグニホケンシツニツレテイクカラ!

松田「彼は本当に超高校級の昆虫学者なのか…?もっと別の肩書とかじゃないのか…?」

十神「んな事は今はもういい。それよりも、もう着いたようだぞ」

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 02:59:06.01 ID:/iLG1j6CO
苗木「あっ!本当に宇宙船が目の前だ…でも、どうやって入るの?」

左右田「あ?ああ。確か、それは一番端のボタンで…」ポチ

ウィーン…ウィン…

ガガガガガガガガガガガガガガガガ

左右田「ドリルを使って穴を空けるんだ!」

松田「おい…それをさっきの奴らに使えば良かったんじゃないのか…?」

百田「うわっ!揺れる!振動で車が揺れてるぞ!!」ガガガガガガガガ

左右田「いや、まぁそれはしょうがないだろ。空を飛ぶのとドリルと使ったらさすがに揺れ――オボロロロ」ゲロゲロ

最原「うわっ!また吐いた!」

ギャー!ウエカラクサイナニカガカカッター!

十神「チッここは我慢するしか無いのか…」

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 03:00:26.16 ID:/iLG1j6CO

~宇宙船の中~

苗木「田中くんは、そのままボタンを押し続けてその高さを維持していてね?」

田中「フッ…この俺様にかかれば、造作も無い事よ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

苗木「うーん、中はやっぱりそんなに広くないね」

百田「てか、何も無くねーか?排気口からピンク色の気体を輩出してたよな?」

十神「この宇宙船の中が怪しいピンク色なだけで、そのような気体の類は見受けられないな…」

最原「特に妙な臭いがするわけでも無いし…」クンクン

松田「…………」

九頭竜「ん?おいどうしたんだよお前」

松田「…いや、あんな所に…何故、俺の漫画が…」スタスタ

ガッチャーン!!

松田「!!」

百田「なっ…檻!!」

苗木「松田君が閉じ込められた!」

カツーン…カツーン…カツーン

音無「あっ…やっと会えた…ついに松田くんだぁ…!!」パァ

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 03:02:18.87 ID:/iLG1j6CO
松田「!!お前っ……江ノ、いや、音無かっ!?」ビクッ

音無「この胸の高鳴り…下半身の疼き…うん…松田くんだぁ!!」ガバァッ

松田「っ!!」スッ

音無「おぼふっ」ズザー

音無「酷いよ松田くん!私、音無涼子は松田くんにずっと会いたかったんだよ!!」ガバッ

松田「黙れ、近づくなブス」

音無「ひっ酷いぃい!!…でも」

音無「この好機を、無駄にするもんかぁっ!!」バッ

松田「…」スイッ

音無「あうっ!」ガツーン

苗木「なっ…なんだか、松田君慣れてるみたいだね?」

最原「…でも、あの女の子、希望ヶ峰学園に居たっけ?見た事無いんだけど…」

音無「…あっあれ!?松田くんの他にいっぱい…!?だっ誰!?貴方達!」ガーン

最原「え?いや…僕達も知らないんだけど」

十神「おい答えろ、お前がこの事件の黒幕か?」

音無「えっ?事件?黒幕?何のこと…?」

松田「とぼけるな、この一連の事件はお前が全部やったのかって聞いてるんだよブス」

音無「…ま、待って!本当の何の話?私知らないよ?関係無いよ!?」アタフタ

百田「いや関係無いわけないだろ!?この巨大な宇宙船とか、どう見ても無関係とは思わねーぞ!!」

音無「本当に私には関係無いんだもん!」ブンブン

最原「…じゃぁ、この檻が下りてくる設備とか…松田くんを閉じ込めた後に言ってたよね?「ついに松田くんだ」って」

最原「つまり、君以外にも誰かここに来てたって事?」

音無「え?…う、ううん、来てた…ような…」

十神「ほう?それは誰だ?」

音無「えっと…それはちょっと、分からないかな」

戦刃「…」シュンッ

音無「私、人の顔を覚えるの絶望的に悪いから…」

苗木「っ―!?」ガバッ

シュンッ

九頭竜「何だこいつ…?俺たちを馬鹿にしてるのか…?」

松田「…悲しい事に、このブスが言ってる事は本当だ。こいつは、忘れっぽいとかいうレベルじゃなくて記憶が消え続けてるようなものだからな」

最原「ええ…それはちょっと言い過ぎじゃない?」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 03:03:47.90 ID:/iLG1j6CO
松田「事実だ。それより、檻を上げるレバーがそっち側にないか?こいつの考える事だ、遠くに設置されてると思うんだが」

音無「!!」

百田「レバーって、これの事か」ガチンッ

ゴゴゴゴゴゴゴ

音無「あっ!待って…上げないで!下げて!お願い!私はずっとここで松田くんと二人きりで平和に暮らしたいの!!」

松田「俺はゴメンだ」スタスタ

音無「」ガーン

十神「ふん…薄情な男だな」

松田「お前に言われたくはない」

音無「……」ガクッ

松田「この事件、こいつに聞いても恐らくムダだ。探索を続けようぜ」

音無「…ウッ…ウッ…」ジワ…

最原「でっでも…泣き始めたよ?さすがに可哀想だと思うんだけど…」

松田「お前らだって似たような事してただろ」

音無「おっ…お願い…行かないで…松田くん……」シクシク

音無「私…ずっと昔から告白してきたけど…今…ここで松田くんを愛さないと……」シクシク

音無「もう…一生松田くんと結ばれない気がして…思い出せない気がして…そんなの…嫌だよう……!」エグッエグ

音無「お願い…松田くん……一日…いや、一時間だけでも良いから…私と一緒に居てよう……」シクシクシク

松田「…………」

百田「……おい、松田」

百田「俺はやっぱり、お前はここに残るべきだと思う」

松田「…あ?何、寝ぼけた事を――」

バキィッ

松田「ごっほっ!」ゲホッ

音無「!!松田君!!」

百田「てめぇ!歯ぁ食いしばれ!!」

最原「百田君!それ、殴る前に言う奴!」

音無「まっ…松田くんに何するの!この変な髪形!!」ダダッ

松田「来るな!音無!!」

音無「」ビクッ

松田「…お前の言いたい事だって分かる。確かに俺はこいつの告白に一度も応えた事は無い」

百田「それは何故だ?…まずは、こいつの悪い所と良い所を言ってみろ!」カッ

松田「……悪い所は、物覚えが悪い。何も考えない。俺が居ないと何もできない。すぐに逃げる。弱音を吐く……こんな所だな」

松田「………」

百田「………」

松田「…で、次は何を話せば良いんだ?」

百田「おい!良い所!音無の良い所を全然聞いてないぞ!?」ダンッ

音無「そうだよ!何かある筈だよ!例えば松田くんの中で私が一番可愛いとか――」

松田「…聞いた所でどうなる」

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