提督「浜風が俺のことを護衛してくるゥッ!?」

艦隊これくしょん -艦これ-パラガスP

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:31:24.01 ID:Q66100xI0

浜風「駆逐艦浜風、これより秘書艦の任に就きます!」

提督「うむ。今日一日、俺のサポートをよろしく頼むな」

浜風「はい! 秘書艦としての業務、そして提督の身を全力でお守りいたします!!」

提督「ははははっ、やる気があるのは結構だが、俺の護衛とかは気にしなくていいんだぞ?」

提督「深海棲艦も流石に鎮守府まで襲って来ないからな」

浜風「お言葉ですが提督、それは慢心というものです」

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:34:40.44 ID:Q66100xI0

浜風「深海棲艦が鎮守府まで襲って来ないなんて誰が言ったのですか」

浜風「奴らにとって、敵の拠点であるこの鎮守府は落としておきたい要所のはず」

浜風「現にアニメでは襲われていたじゃないですか」

提督「いやでも………」

浜風「戦争時に、本丸を落とそうとしない敵なんて存在しない………そうでしょう?」

提督「う、う~む……そう言われればそうだけど……」

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:36:14.62 ID:Q66100xI0

浜風「故にいつ何時も油断はできません。例えそれが鎮守府内に置いてでもです」

浜風「深海棲艦が、スパイや暗殺者を送り込んでる可能性だってあるのですから」

提督「いや流石にそれはないだろ……」

浜風「いえ、十分にあり得る話です」

浜風「提督はこの鎮守府の要。我々艦娘にとって唯一無二のものです」

浜風「深海側からすれば何としてでも抹殺したい対象! スパイや暗殺者を一個師団送り込んできてもおかしくはありません」

提督「十分おかしいと思うんですけど……」

浜風「ですがご安心を。この浜風、命に代えてでも提督の身を守り抜きます!」

浜風「なので提督は安心して業務をしてください」

提督「お、おう……」

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:38:17.02 ID:Q66100xI0

提督「ま、まぁいいや………それじゃ、仕事を開始するかな」

浜風「はい。では失礼します」

提督「えっ?」

抱きっ!

提督「ちょ浜風!? な、なんだ!? 急に抱き付いてきてどうした!?」

浜風「提督の身を守るためです」

 

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:39:28.31 ID:Q66100xI0

浜風「こうして私が零距離にいれば、どこから敵が攻め込んできても素早く対応することができます」

浜風「万が一の場合、提督を庇う盾にもなれますし」

提督「いや、だからっておま………これじゃ仕事しにくいんだけど?」

浜風「申し訳ありません」

浜風「ですがこれも、提督の身を守るための、致し方ないコラテラルダメージです」

提督「弥生に似ている大尉みたいなこと言うのやめいッ!!」

 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:41:21.74 ID:Q66100xI0

浜風「」ギュウウウウウッ

提督「う、う~ん……」

浜風「」ギュウウウウウウウッ

提督「ぐぬぬぬぬ……」

提督(だ、ダメだ……全然仕事に集中できない)

提督(浜風のたわわな二つのグレープフルーツが密接してなんとも……)

ムクムクムクムクムク

提督(い、いかん! ムスコに血流が―――アカン! 抑えきれへん!?)

浜風「ん? どうされたのですか提督? 急に前かがみになって?」

提督「いや、その……」

浜風「どこか具合でも悪いのですか?」

提督「お、女の子には一生わからんことだ………」

浜風「???」

 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:42:33.66 ID:Q66100xI0

ガチャリ

金剛「HEY、提督ぅー! グッモーニンデース!!」

提督「うおっ!? 金剛!?」

金剛「今日も一日、私のバーニングラーブで提督のハートを掴み―――って何してるんデースか!?」

金剛「なんでハマカゼが提督にハグしてるネー!?」

浜風「見ての通り、秘書艦として提督の身を守っているだけです」

金剛「提督をガードするのにハグする必要なんてないデス! 私にはイチャついてるようにしか見えないデース!」

提督「正論だよなぁ……」

 

 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:44:16.63 ID:Q66100xI0

浜風「そんなことありません。これは非常に利に適った護衛方法です」

浜風「現に貴方がいつものように提督に抱き付こうとしても、私がこうしているせいでできなかったじゃないですか」

金剛「うっ! そ、それは……」

浜風「提督は大事な業務の最中。貴方がスキンシップをとろうとしたら仕事の能率が下がってしまいます」

提督(浜風が抱き付いてる時点で十分邪魔なのだが……)

浜風「秘書艦として、私は絶対に提督を守り抜きます」

浜風「例えそれが金剛………貴方が相手だとしても!!」

金剛「ぐぬぬぬぬ!」

 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:45:23.93 ID:Q66100xI0

金剛「くっ、隙がないデース……」

浜風「………」ギュウウウウウウウッ

金剛「………」

金剛「フッ、いいでしょう。今日のところは私の負けデース……」

金剛「でも覚えておくネー! 最後に提督のハートを掴むのは、この私だということを!!」

金剛「では、see you again♪」

タッタタタタタッ

浜風「やりましたね提督! 我々の勝利です!」

提督「お前らは一体何と戦ってるんだ!?」

 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:47:53.31 ID:Q66100xI0

――――――――――――――

――――――――――

提督「さてと、そろそろお昼の時間だな。浜風、食堂で一緒に飯でも食うか」

浜風「お待ちください提督、それは危険です」

提督「き、危険って………何が?」

浜風「大多数が集まる施設で食事だなんて、暗殺者にとっていい的になるだけです!」

提督「だから暗殺者なんていないっての」

浜風「食事に毒を盛られる可能性だってあるのですよ?」

提督「おいおい、いくらなんでもそれはないだろう!」

 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:48:43.15 ID:Q66100xI0

提督「浜風……疑わしいにも程があるぞ? 食事を作ってくれる間宮に対し失礼だ!」

提督「仲間のことは、最低限信じてあげないと」

浜風「私だって、仲間のことは信用しています。しかし―――」

浜風「艦娘とて所詮は人の子。深海棲艦から多大な報酬を約束されたのなら、裏切ったとしてもおかしくはありません」

提督「全然信用してないじゃないかッ!!」

 

 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:49:43.01 ID:Q66100xI0

提督「それじゃ何か? 昼飯は食うなってこと!?」

浜風「ご安心を。私が昼食を用意しております」つ弁当

提督「おお、手作り弁当………浜風が作ったのか?」

浜風「は、はい……私が作ったので、味に期待しないで欲しいですが……でも、毒の心配はありません!」

提督「まぁ、そこは全然心配してないが」

浜風「な、なので……///」

 

 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:50:48.38 ID:Q66100xI0

浜風「私が提督のために作ったお弁当………」

浜風「た、食べりゅ……?///」

提督「うわぁぁぁぁぁッッ!! 中の妖精さんが同じぃぃぃッッ!?]

提督「食べりゅううううううううううううッッッッッッ!!!!!」

 

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:52:54.59 ID:Q66100xI0

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――――――――

提督「ふぅ、食った食った」

浜風「お口に合ったでしょうか?」

提督「ああ、美味しかったよ。ありがとうな、浜風」

浜風「い、いえ……/// これも秘書艦としての任務のうちです……///」

提督「さてと、それじゃ仕事の続きをしますかねぇ」

浜風「了解。それでは―――」

抱きっ

提督「やっぱりまた抱き付いてくるのか………」

浜風「これも提督を守るためです」

 

 

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:55:12.05 ID:Q66100xI0

浜風「」ギュウウウウウッ

提督「ぐおおおっ………!?」

提督(このままじゃまともに仕事なんてできへん! なんとかして浜風を言いくるめて離れさせなければ!!)

提督「浜風、ちょっと聞いてくれ」

浜風「なんでしょうか?」ギュウウウウウッ

提督「お前がそうやって俺の身を案じてくれること自体は嬉しい。だが、そんなものは俺には不要だ」

提督「俺とて帝国海軍軍人の端くれ! お国のためなら死など恐れはしない!!」

提督「だから俺の護衛などに気をかけないでいい。いざという時の覚悟ぐらいできている」

提督「それが、お前たちの指揮をとる提督としての覚悟だ!!」

浜風「提督………」

 

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:56:24.57 ID:Q66100xI0

浜風「いいセリフですね。感動的ですね」

浜風「だが無意味です」

提督「えええええええええええぇぇぇぇぇッッ!!??」

 

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:59:52.28 ID:Q66100xI0

浜風「そんな古臭い軍人魂を持ったところで、何の役にも立ちませんよ」

提督「お、お前……仮にも艦娘のくせに、海軍の理念を全否定かよ……」

浜風「覚悟があろうがなかろうが、提督がいなくなればこの鎮守府は実質機能しないも当然。深海棲艦に負けたのと同意義になります」

浜風「貴方は、いてもいなくても鎮守府に影響を与えないアニメ提督とは違うのですよ」

提督「アニメディス発言はやめろっての。二期も決定したんんだからさぁ」

浜風「総大将ならば死ぬ覚悟よりも、最後まで生き抜いて、私達を指揮し続ける覚悟こそが必要なはずです」

浜風「それが上に立つ者の責任というもの………そうでしょう?」

提督「た、確かに………その通りかもしれん」

 

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 21:01:00.77 ID:Q66100xI0

浜風「なら、提督を守るのは必須ということになりますね?」

提督「あっ、うん……」

浜風「では、引き続き護衛をいたします」ギュウウウウウッ

提督「………」

提督(―――ハッ!? 逆に言いくるめられた!?)

 

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/28(金) 21:02:20.11 ID:Q66100xI0

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