神谷奈緒「ツンデレにつける薬なんて……あ、あるのか!?」

THE IDOLM@STER

見たいSSカテゴリーは??

見たいSSカテゴリーは??
  • Add your answer
1: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:37:10.96 ID:PL7uboTZ0
【※注意:このSSは真冬が舞台となっております】


神谷奈緒(17)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405939020


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/21(月) 19:37:44.72 ID:Hmv/imKeO
おは脇P
3: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:38:36.78 ID:PL7uboTZ0
池袋晶葉「亜季さん(大和亜季)に頼まれていてな。これがサンプルだ」

奈緒「へ、へえー……」チラチラ

晶葉「正確には外用薬ではなく、内服薬になるんだが……これだ」

奈緒「ふ、ふーん……」チラチラ

晶葉「……飲みたいのかな?」

奈緒「ま、まっさかー! そ、そうじゃなくてさ、こっちのこの……これ、なんなんだ?」

晶葉「む? これか。これは追尾型のレーザー照射式蚊取り機だ。夏から取り組んでいて先日完成したのだが、テストしようにも肝心の蚊がいなくてな」

奈緒「……」ジー

晶葉「聞いているのかな?」

奈緒「え? あ、ああ。聞いてる聞いてる」

4: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:39:52.20 ID:PL7uboTZ0

池袋晶葉(14)
5: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:41:04.80 ID:PL7uboTZ0
晶葉「そうか。蚊がいないのでどうしたものかと思っていて。最悪、夏までしまっておかなければ……」

奈緒「……」ジー

晶葉「飲みたいなら飲んでみるか?」

奈緒「え? い、いや、あたしには必要ないから!」

晶葉「モニターとして協力してくれると助かるのだが……」

奈緒「ほんとか!? い、いやー事務所の仲間を助けるためなら仕方ないかー。必要ないけど、しかたないなー」

晶葉「……理想的なモニターだな」

奈緒「え? なんか言った?」

晶葉「いや別に。では飲んでもらうわけだが」

6: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:41:50.58 ID:PL7uboTZ0
奈緒「お! イチゴ味だ」

晶葉「あ!」

奈緒「え?」

晶葉「もう飲んだのか?」

奈緒「? ああ」

晶葉「……それ、10倍に希釈して服用してもらうつもりだったのだが……」

奈緒「え? それってだ、大丈夫なのか!?」

8: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:42:41.09 ID:PL7uboTZ0
晶葉「身体に害はないはずだが……。なにか体調に変化は?」

奈緒「別に……なんともない」

晶葉「そうか。しかし何かあればすぐに知らせてほしい、なにしろ治験としては最初の人物なわけだから」

奈緒「うん。わかった」

北条加蓮「おはよう。あ、奈緒!」

奈緒「おはよう。今日も加蓮、可愛いな」

加蓮「え?」

9: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:44:58.50 ID:PL7uboTZ0
奈緒「いっつも思うんだけどさ、加蓮ってほんと綺麗だよな。あたしとは大違いで、線が細い印象があるのに」

加蓮「……あ、ありがと」

渋谷凛「おはよう、今日は寒いね」

奈緒「凛、おはよう。凛の髪、ストレートで綺麗だよなー」

凛「え?」

奈緒「あたしには似合わないよなー」

凛「なに? どうしたの?」

10: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:45:55.01 ID:PL7uboTZ0
加蓮「それがアタシにも……」

晶葉「実はツンデレに効く薬、というのを飲んでもらってみていてだな」

凛「え? なにそれ」

加蓮「つまり奈緒は今、なんでもとっても素直な奈緒ってこと?」

晶葉「そうなるな」

加蓮「ふーん」ニヤニヤ

奈緒「? なんだよ」

11: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:48:14.92 ID:PL7uboTZ0
加蓮「奈緒はさ、アタシのこと本当はどう思ってんのー?」

奈緒「え?」

凛「ちょっと加蓮!」

加蓮「いいじゃない、ちょっと聞いてみたいし」

奈緒「可愛いくてうらやましいって思ってる」

加蓮「え?」

14: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:52:14.87 ID:PL7uboTZ0
奈緒「だから大好きだ」

加蓮「////」

奈緒「服装とか髪型とかオシャレでさ。ネイルもすごい、あらやましいなーっていっつも思ってるんだ」

加蓮「わ、わかった。わかったからちょっと……そ、そう素直に面と向かって褒められると、恥ずかしい////」

凛「あ、じゃ、じゃあ、私は?」

奈緒「凛も大好きだよ。あたし、凛みたいにはなれないなーって。美人で、クールで、でも優しくて」

凛「ありがとう////」

15: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:53:35.13 ID:PL7uboTZ0
※訂正
>>14
×  奈緒「服装とか髪型とかオシャレでさ。ネイルもすごい、あらやましいなーっていっつも思ってるんだ」
○  奈緒「服装とか髪型とかオシャレでさ。ネイルもすごいし、うらやましいなーっていっつも思ってるんだ」
16: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:54:24.76 ID:PL7uboTZ0
奈緒「年下なのに、時々すごい大人びて見えるんだよなー。ほんと凛は美人だよ」

凛「奈緒には奈緒のいいところがあるよ。奈緒だって可愛いから」

奈緒「ほんと!? 嬉しいなー」

加蓮「うん、素直な奈緒もいいじゃない」

凛「なんだか新鮮」

17: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:56:07.12 ID:PL7uboTZ0

北条加蓮(16)


渋谷凛(15)

18: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:56:47.76 ID:PL7uboTZ0
奈緒「なあ。あたしもさ、なんだか思ったことを素直に言えるっていい気分だなって」

加蓮「うーん。いつものちょっと素直じゃない奈緒も可愛いけど」

凛「うん。でもいつもは本心じゃないってわかってても、今日みたいに素直にちゃんと言ってくれる奈緒がいいよ」

晶葉「ただ問題は、想定の十倍の濃度を服用しているという点だが」

奈緒「心配してくれてありがとな。でも大丈夫みたいだ。効き過ぎても、こういう効果ならかえって嬉しいよ」

晶葉「ふむ……しかし、なにか異常があれば知らせてくれ」

奈緒「ああ」

19: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:58:19.27 ID:PL7uboTZ0
奈緒(あたしもバカだな。もっと早く素直になれば良かったんだよ。恥ずかしがらずになんでも思ってる事をちゃんと言えるって、最高だ)

奈緒「もうずっと、このままでもいいかもな」

凛「それはそれで残念」

奈緒「え?」

加蓮「素直じゃない奈緒も、可愛いもんねー!」

奈緒「言ったな!」

凛「ふふっ」

21: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 19:59:11.85 ID:PL7uboTZ0
P「おはよう、みんなそろってるな」

加蓮「あ、おはよう」

凛「今日もよろしくね、プロデューサー」

奈緒「あー。やっぱ格好いいな、プロデューサー。……えっ!?」

加蓮「え?」

凛「あ!」

P「……は?」

22: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:01:28.10 ID:PL7uboTZ0
奈緒「あ、いけない。つい本音が、今まで黙ってたのにさ……じゃなくて! あ、あたし////」

P「おい、奈緒はどうしたんだ?」

凛「それが……」

加蓮「奈緒は今、ツンデレに効く薬っていうの飲んでて……」

P「ツンデレに効く薬?」

凛「今までは聞かれた事に素直に答えるだけだったんだけど……」

加蓮「ほら、十倍の濃度を飲んでるって言ってたじゃない!」

凛「そうか。だから今の奈緒は、聞かれなくても……」

奈緒「思ったこと、なんでも話しちゃうんだよ」

P「思った事をなんでも?」

24: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:03:09.13 ID:PL7uboTZ0
奈緒「うわわわわわ。ど、どーしよ、Pさんがカッコいいって思ってること言っちゃったよあたし!」

P「え? あ、お、おう」

奈緒「ま、また言っちゃった! Pさんのことカッコいいって、また言っちゃった!!」

P「あ、う、そ、そうか」

奈緒「このままだと、好きだってことも言っちゃうかも知れないよ! って、ああっ////」

加蓮「凛!」

凛「うん。奈緒、とにかくこっちへ」

奈緒「え? あ、ああ」

加蓮「Pさんはここにいてよ」

P「あ、あ、ああ」

25: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:05:01.76 ID:PL7uboTZ0
奈緒「ああああああ! 言っちゃった……言っちゃったよ!! あたし!!」

凛「知ってはいたけど……」

加蓮「あんなに素直にサラッと言っちゃうとはねー」

奈緒「ほんとはもっと、少しずつ素直になってちょっとずつ気持ちを伝えていくつもりだったのにいいい!」

凛「……」

加蓮「……」

26: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:07:09.79 ID:PL7uboTZ0
奈緒「あきれてたよな? Pさん、イヤそうな顔してただろ!?」

凛「そんなことはないよ」

加蓮「ビックリはしてたみたいだけどね」

奈緒「あたしみたいな娘が、Pさんを好きなんて……おこがましいよな」

凛「そんなことない」

奈緒「え?」

加蓮「そうだよ」

奈緒「でもあたし、可愛くないし……」

凛「そんなことない」

27: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:08:45.44 ID:PL7uboTZ0
奈緒「ほんとに?」

加蓮「奈緒は可愛いってー。だからこそPさんも、奈緒をスカウトしたんだろうし」

奈緒「……うん」

凛「ステージでの奈緒は、とっても輝いてるよ。普段だって可愛いと、私も思う」

奈緒「……うん」

加蓮「Pさんも、そう思ってるって」

奈緒「本当は、もっと少しずつアピールするつもりだったんだけど……」

凛「? たとえば?」

28: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:09:49.40 ID:PL7uboTZ0
奈緒「髪型変えて、どうかな? って聞いたり」

加蓮「ふーん。それで?」

奈緒「可愛いよ、って言われたら照れて逃げ出して」

凛「うん。それで?」

奈緒「それをPさん追いかけてきてくれてさ、あたしが転びそうになったら抱きしめてくれて」

加蓮「ほうほう、続けて!」

29: ◆hhWakiPNok 2014/07/21(月) 20:12:43.11 ID:PL7uboTZ0
奈緒「あたしが『支えてくれてありがとう』って言ったら、Pさんが『俺はいつだって奈緒を支えるさ』って」

凛「うんうん。それからそれから?」

奈緒「そのままPさんは、あたしをお姫様だっこしてくれて」

加蓮「そういうこと考えてるんだ!」

奈緒「そのまま二人は、教会で結婚式を挙げるんだ」

Similar Posts:


PAGE TOP