雪乃「比企谷君が……童貞じゃない?」

THE IDOLM@STER

見たいSSカテゴリーは??

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 00:59:12 ID:LNm4vtaY

某日 奉仕部

結衣「そういえばこの前E組の松下さんがね、見ちゃったんだって」

雪乃「主語が抜けているわよ由比ヶ浜さん、何を見たのかしら?」

結衣「同じクラスの小高君と穂乃村さんがその……ラブホテルに入ってくとこ」

雪乃「……それは反応に困る話題ね」

結衣「やっぱりこの年で処女って恥ずかしいのかなー」

雪乃「そうかしら?私はむしろ誇るべきことだと思うけれど」

雪乃「その場の雰囲気や一時の感情に流されて過ちを犯してしまえば、取り返しがつかない事だもの」

結衣「んー……ゆきのんはそういう事興味とかあるの?」

雪乃「……まったく興味がないと言ったらウソにはなるわ」

結衣「そうなんだ?ちょっと意外かも」


2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:01:05 ID:LNm4vtaY
雪乃「まぁ、私も一応高校生だから……とはいえそんな事をする相手も、したいと思う相手も居ないけれど」

結衣「そっかー……」

雪乃「由比ヶ浜さんにはそういう相手はいないのかしら?」

結衣「えっ!?あ、あたしは……い、居ない事もない……けど……」

結衣「でもやっぱりそういうのまだちょっと怖いっていうか……」

雪乃「そうね。負担が大きいのはやはり女性だものね」

雪乃「……双方合意の上なら構わないとは思うけれど。由比ヶ浜さんなら引く手数多なのだから、そんなに焦る事はないんじゃないかしら?」

結衣「そ、そうかな?」

雪乃「少なくとも由比ヶ浜さんが初めてなら男性は嬉しいんじゃないかしら?ねぇ、盗み聞き谷君」

八幡「このタイミングで俺に話題振ってくんの!!?」

結衣「ぅえ!?ひ、ヒッキー!!?」

雪乃「気配を消して盗み聞きなんて感心しないわね、盗聴谷君」

結衣「ヒッキー最低!マジキモイ!!」

八幡「いやお前らが急にそんな会話しだしたから身動き取れなくなったんだろうが」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:02:49 ID:LNm4vtaY
八幡「ていうか俺最初から居たよね?むしろなんで俺の存在忘れてんだよ」

結衣「ヒッキーあんまり静かだったから寝てるのかと思ったのに……」

八幡「いや俺はいつも静かだろうが。静かすぎて背景と同化してるまである」

雪乃「そうね、私も頻繁に貴方の姿を見失う事があるもの」

八幡「おいやめろ。遠まわしに俺の存在感をディスるんじゃない」

結衣「うー!でも盗み聞きしたのは事実じゃん!」

八幡「盗み聞きとは失礼だな。お前が勝手に自爆しただけだろうがこのビッチめ」

結衣「う、うるさいし!あたし処女だし!ビッチじゃないし!!」

八幡「まぁこの程度の話題で恥ずかしがるようならビッチとして三流だな。ビッチキャラは諦めろ」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:04:19 ID:LNm4vtaY
結衣「だからビッチじゃないし!そういうヒッキーは童貞でしょ!!」

雪乃「由比ヶ浜さん。そんな当たり前の事を……」

八幡「……」

結衣「……」

雪乃「……」

結衣(えっ?どうして急に黙るの?)

雪乃(なぜ急に黙るのかしら?)

結衣「ひ、ヒッキー?」

八幡「あっ、悪い。そうだな、うん」

雪乃「……比企谷君?」

八幡「まぁその、ビッチビッチ連呼したのは悪かった」

結衣「へ?」

八幡「雪ノ下の言う通り由比ヶ浜が初めてなら男は喜ぶと思うぞ。だから軽はずみにそういう事を行うのは良くないと思う」

結衣「えっ、う、うん?」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:06:12 ID:LNm4vtaY

雪乃「ちょっと比企谷君?貴方急に……」

八幡「あっ、悪い雪ノ下。俺今日は早めに帰って夕飯の準備をしたいから先に帰るな」ソソクサ

雪乃「ま、まだ話は終わってないわよ!」

八幡「悪い急いでるから、そんじゃ雪ノ下、由比ヶ浜また明日な」ガラッ

結衣「えっと……ばいばいヒッキー?」

雪乃「……」

結衣「……な、何かヒッキー変だったね?急に黙り込んだかと思ったら……」

雪乃「……ええ、いつもだったら……ドモりながら、それでいて挙動不審になるはずの質問に対して……」

結衣「まさか……ヒッキー」

雪乃「比企谷君。もしかして……」

雪乃・結衣「「童貞じゃ、無い?」」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:07:50 ID:LNm4vtaY

――次の日――

八幡「……」グテー

結衣「……」ジー

結衣(ヒッキー、特に変わった様子はない……けど)

結衣(やっぱり昨日の反応に特に意味なんてないのかな?)

結衣(でも、いつものヒッキーだったらもっと……なんというか……)

結衣(うぅ……なんだかもやもやするよぉ……)

三浦「ちょっと結衣?あーしの話聞いてる?」

結衣「えっ、あっ、ご、ごめんちょっとボーっとしてて……」

姫菜「そういえばさっきからずっとヒキタニ君の事見てるもんね?」

結衣「うぇ!?そ、それは……」

三浦「何?結衣ヒキオになんかされたの?あーし〆てこようか?」

結衣「そういう訳じゃなんだけど……その……」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:08:41 ID:LNm4vtaY
三浦「もう!はっきりしなよ結衣!!」

葉山「まぁまぁ優美子、落ち着いて」

結衣「……えっとさ、変な事聞いてもいい?」

三浦「変な事?」

結衣「優美子って……処女?」

三浦「」

姫菜「」

葉山「」

三浦「なっ、なっ、なっ……」プルプル

姫菜「ちょ、ちょっと結衣!」

結衣「ご、ごめん!」

三浦「きょ、教室で何てこと聞いてんの!?」

姫菜(しかもよりにもよって隼人君の前で……)

葉山「結衣、その質問は流石に……」

結衣「う、うん。ごめんね?変な事聞いちゃって……」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:10:32 ID:LNm4vtaY
三浦「うぅ……ホントだし、マジ最悪……」

姫菜「で、でも結衣。どうして急にそんな質問を?」

結衣「それは……」チラッ

三浦「……まさか結衣、ヒキオと?」

結衣「え!?ち、違うあたしじゃないよ!?」

三浦「……あたし?」

姫菜「じゃない?」

結衣「あっ、いやその」

三浦「それってつまりヒキオがその……」

結衣「う、うん。その……経験済みみたい……」

姫菜「う、嘘……だって比企谷君、そんな素振り一度も……」アワアワ

三浦「ひ、姫菜?露骨にキョドリ過ぎだし……」

葉山「も、ももももしかしてその相手って……ゆ、ゆき、ゆきののちゃんかい?」ガタガタ

三浦「」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:11:47 ID:LNm4vtaY
結衣(ど、動揺をし過ぎて呼び方変わってる……)

結衣「えっとゆきのんは違うと思う、ヒッキーの話聞いて驚いてたし……」

葉山「……そうか」キリッ

三浦「」イラッ

葉山「……まぁ、そういうのは余り深く詮索しない方が良いと思うよ」ニコッ

結衣(ゆきのん相手じゃないと分かった途端のこの余裕っぷり……)

三浦(態度が露骨すぎるし……)

三浦「でもヒキオって彼女居る様子とか無かったでしょ?」

姫菜「た、単純に比企谷君が強がってるだけなんじゃないかな?ていうかそうだよ!うん!!」

三浦「姫菜必死過ぎ……」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:13:06 ID:LNm4vtaY
結衣「う、うーん……でも昨日の話し方は……むしろ隠したがってるって感じで……」

姫菜「」

三浦「つか何で隠したがるんだろ?彼女と付き合ってんなら別に……」

大岡「それってつまり、俗にいうセフレという奴じゃないかっ!?」

三浦「うわっ大岡、アンタ声大きい!!てかどっから聞いてたし!!」

大岡「三浦が新品か中古かって所から」

三浦「歯ぁ食いしばるし」ビキビキ

大岡「ジョークでぎゅるむ!!?」ボキッ

葉山(あぁ大岡……無茶しやがって……)

結衣(ボキッて人体から聞こえていい音じゃない気が……)

三浦「はぁ……大岡の馬鹿ならともかく、ヒキオがそんなん作る訳ないっしょ」

葉山「まぁ確かに。ヒキタニはそういう関係はむしろ嫌悪している位じゃないかな」

結衣「そ、そうだよね?」

三浦「てか、百歩譲ってヒキオに彼女が出来てるとしても、そんなすぐ関係とか持つワケ?」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:14:13 ID:LNm4vtaY
葉山「そうだな……ヒキタニはそういうの積極的な感じでもないだろうし」

姫菜「……あ、それじゃあこういうのとかどうだろ?」

――――――

先輩「……」

八幡「……先輩、その」

先輩「……私、汚れちゃった……」グスッ

八幡「っ!」ギュッ

先輩「汚されちゃった……私、私もう……!」ポロポロ

八幡「そんな事ないです!先輩は……」

先輩「初めては……好きな人にって……」ポロポロ

先輩「こんなの……こんなのってないよ……」ポロポロ

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:15:11 ID:LNm4vtaY
八幡「先輩……」

先輩「うぅ……うわぁぁぁぁ」ポロポロ

八幡「……」ギュッ

先輩「……ごめんね、甘えちゃって……比企谷君には助けてもらってばっかりだね……」

八幡「そんな事……俺は、間に合いませんでしたし……」

先輩「ううん。君が来てくれた時嬉しかったんだよ?助けに来てくれたんだって……」

先輩「だから、君が私の事に罪悪感を感じる事なんてないの。明日から、いつも通りだから」

八幡(俺の……せいだ)

八幡(……彼女からの告白に逃げて、あんな所に置き去りにしたから)

八幡(最低だ、俺は。今だって一番辛いのは先輩の筈なのに……)

八幡「……」

先輩「いつも通りに、なるから……いつもの先輩に……戻るから……」

先輩「この気持ちも、もう……忘れるから」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:16:18 ID:LNm4vtaY
八幡「っ!先輩!!」

先輩「だめだよ、だめ。それ以上、私に踏み込んできちゃ……だめ」

先輩「元に戻るだけだよ。だって君には、雪ノ下さんも、由比ヶ浜さんも居るんだから」

先輩「私には、もう―――」

八幡「……なんすか、それ。幾らなんでも自分勝手すぎませんか?」

八幡「勝手に告白してきて、俺の心引っ掻き回して、それでやっぱりいいって都合良すぎませんか?」

先輩「……ごめん、なさい。私は……」

八幡「そもそも先輩と比べたら俺なんかその辺りの石ころですよ、むしろ俺が恋人になったら先輩に迷惑かけるまである」

八幡「まぁ、助けに行くのが遅れたので?愛想尽かされたと言われればそれまでなんですが」

先輩「そんな事ないよ!助けてくれて嬉しかった……今だって、君の事を好きな気持ちがあふれてきて……」

八幡「なら、何も問題ないじゃないですか。俺も、先輩の事ほっとけないです」

先輩「で、でも。それは……」

八幡「100%同情がないとは言いません。けれど、同情だけで付き合うほど俺は安い男であるつもりもないです」

先輩「私は……私は……」

八幡「……俺は先輩の隣に居たいんです、居させてください」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:17:58 ID:LNm4vtaY

先輩「私……めんどくさいよ?泣き虫だよ?」

八幡「知ってます。そこも含めて可愛いと思ってます」

先輩「嫉妬深いよ?……頭も、わるい、し」グスッ

八幡「何も問題ありませんね、むしろ嫉妬してほしいまである」

先輩「わたし、もう……処女じゃ……ないよ?」ポロッ

八幡「関係ないです。先輩、俺と付き合ってください」

先輩「す、すきで……すきでいても、いいの?」ポロポロ

八幡「ええ、俺に愛想が尽きるまで。ずっと好きでいてください」

先輩「ばか、ばかぁ……うぅぅ」ポロポロ

八幡「……俺も先輩が好きでいてくれる限り、ずっと好きで居続けますから」ナデナデ

先輩「うぅぅ……わぁぁぁ」ポロポロ

八幡「……」ナデナデ

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:19:04 ID:LNm4vtaY
先輩「……ごめんね、泣き虫な先輩で」グスッ

八幡「いえ、千葉の兄は甘えられるのには慣れてるので」

先輩「なにそれ」フフッ

八幡「……先輩はやっぱり笑っていた方が良いですよ」

先輩「えへへ……ありがとう」

八幡(癒されるなぁ……)

先輩「……もう少しだけ、このままでも良いかな」ギュッ

八幡「えっ、は、はい」

八幡(ヤバい、今まであまり意識してなかったけど……)

八幡(薄着の先輩……シャツ越しのこの感触……)

八幡(な、何より先ほどから少し恥ずかしそうな表情が……)

八幡(ってアホ!先輩は今男性不信気味なんだぞ!ここで俺がその気になってどうする!!)

八幡(耐えろ比企谷八幡!理性の化け物と呼ばれたその名は伊達じゃないという所を見せる時だ!」

先輩「?、化け物がどうしたの?」

八幡(声に出てました。死にたい)

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/07/13(水) 01:20:36 ID:LNm4vtaY

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